前回、ランニングシューズの選び方とオススメのランニングシューズブランドをご紹介しました。
そのブランドから、さらにオススメのランニングシューズを今回はご紹介!
お気に入りの一足を見つけましょう!
おすすめランニングシューズ5選
アシックスGT2000-NEWYORK 8シリーズ
安定感に優れるエントリーモデル。幅広甲高の方にもおすすめのランニングシューズ
出典:Amazon
アシックスGT-2000シリーズは、クッション性をはじめ安定感とホールド感に優れるアシックスエントリーモデルの1つです。シューズを見ると、アッパーやソール・ヒールカウンターには、補強やプレートが施されていています。それらのパーツが安定感やホールド感を生み出し、長い距離でも安定感をサポートします。
アウトソールには、「フライトフォームプロぺル」、「フライトフォームライト」が搭載しており、クッション性能は非常に高いです。さらに、斜めに入ったシャンクが搭載されており、ランニング中の体のねじれを防止します。特にねじれによる足関節や膝関節の負担は大きいため、身体にかかる負担を大きく軽減できるでしょう。
また、かかと部には、GT-2000シリーズの特徴ともいえる「ゲル」が備わっています。かかとのゲルは、衝撃を吸収することで、かかとだけではなく足全体の負担軽減を可能にします。
さらに、ヒールカウンターには、「メタクラッチシステム」と呼ばれる、強固なサポート機能があることにより、走行中の安定性を高めるでしょう。かかとの位置も安定するので、地面へのパワー伝達もスムーズになり、走りの効率化や負担の軽減にも繋がります。
アシックスGT-2000NEWYORK シリーズは、クッショニングに優れる初心者向けのモデルとなります。目的としては、ゆっくりとしたペースでの練習やサブ5くらいまでを目標とするランナーに最適です。また、安定感にも優れるモデルですので、走行中のブレが多い方や関節への負担を減らしたい方も向いています。日本のメーカーのため、2Eワイズの他に4Eもありますので、甲高幅広の方も安心して選べるモデルですね。
MIZUNO WAVERIDER22シリーズ
MIZUNOWAVEで、地面に乗り込む感覚が得られるランニングシューズ
出典:Amazon
MIZUNO WAVERIDER22は、クッション性能に優れる、ミズノのマラソンエントリーモデルのひとつです。クッション性能は、ミズノランニングシューズの中でも高い部類に入り、日々の練習まで足をサポートします。
このシューズの特徴は、かかとに採用された「MIZUNO WAVE」です。「MIZUNO WAVE」は、波形状のプレートでありクッション性をはじめ、走行中の様々なサポートを行います。「MIZUNO WAVERIDER」は、ドロップ差が12mmであり、かかと着地がしやすい構造です。かかとから着地した場合、「MIZUNO WAVE」が、衝撃を和らげ体への負担を減らします。
また、「MIZUNO WAVERIDER」は、乗り込む感覚を得やすいのも特徴のひとつです。波形状のプレートである「MIZUNO WAVE」は、かかとからつま先にかけて重心移動がスムーズに行えるようになっています。そのため、着地の力をうまく地面に伝えやすく、次の一歩の動きをサポートする事にも繋がります。プレートの反発性も合わさり、うまくシューズを履きこなせば、前へと進む感覚を得やすいでしょう。
「MIZUNO WAVERIDER」はクッションニングに優れるモデルですので、フルマラソン完走を目的のランナーに向いています。その他には、地面からの反発を得る走りの方や次の一歩をスムーズに出したい方にも向いているでしょう。また、プレートの固さや重量を考慮すると、体格的には身長や体重があり、跳躍力があるような選手が合う人が多い傾向にあるみたいです。
HOKA ONE ONE BONDAI6シリーズ
厚底ソールのクッション性とアシスト機能で快適に走れるランニングシューズ。日常使いにもオシャレな一足
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「HOKA ONE ONE BONDAI」シリーズは、厚底によるクッション性とメタロッカーシステムによる走行時のアシスト機能を併せ持った革新的なシューズです。アウトソールは、他のシューズと比べ非常に厚みがあるため、フルマラソンなどの長い距離でも足腰への負担が少なく初心者にもおすすめです。将来的にウルトラマラソンに挑戦したいという方も適しており、足への負担をかけずに長い距離を走りたい人には頼もしいアイテムとなるでしょう。
なお、シューズのドロップ差は小さいので、厚底による違和感も少なく、フラットな着地ができます。普段のシューズと比べても、履き心地がそこまで変わらないので、小さいドロップ差は大きなメリットのひとつです。
また、このシリーズはクッション性能に加えて、独自のメタロッカーシステムが搭載されています。アウトソール全体は、ゆりかごの脚のような形状をしており、つま先は湾曲しています。この形状であることで、前方へのアシスト機能に優れ、少ない力でも楽に前へと進むことが可能です。
走り方としては、地面からの反発を得るというよりは、シューズに身を任せるイメージを持つと上手く走ることができます。初心者には馴染みのない形状ですが、慣れれば足への負担を軽減しつつ、より少ない力で前へと進むことができるでしょう。
なお、バケット型のインソールも特徴であり、脚全体を包み込むようなホールド感を得られます。全体的なフィット感も高いので、長時間のランニングでも快適です。
ワイズは、スリムからワイドまで揃っているので、様々な足形の人にも合いやすいのも魅力ですね。
また、ファッション雑誌にも取り上げられるデザイン性にも注目です。日常生活からからランニングで活躍し、独自のテクノロジーで回りと一歩差をつけたい人にはおすすめですね。
アディダス ウルトラブースト20シリーズ
雲の上を走るような感覚。反発性にも優れ軽快な足運びができるランニングシューズ
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ウルトラブースト20は、クッション性と反発性に優れるモデルです。アウトソールには、「Boostフォーム」を採用しており、足腰への負担を減らしながらも、前への推進力が得られます。さらに、「EVAフォーム」と比べ、耐久性や温度環境の変化に強いのも特徴のひとつです。雨や風、急激な温度変化にも強いので、毎日の練習に加えて本番も安心して望むことができるでしょう。
また、足の動きに合わせて設計された3Dヒールフレームは、フィット感の向上に加え、アキレス腱のサポート効果もあります。地面からの負担を減らしながらも、ランニング時での適切な方向をガイドします。
さらに、アッパー素材は、ニットを採用しているので、靴下を履くかのようなフィット感と靴との一体感が得られるでしょう。足裏のコンチネンタルラバーもランニング時のグリップ力を高め、様々な環境下でのエネルギーロスを軽減。しなやかなラバーとなっているので、ランニング時での動きを妨げないのも嬉しい点です。
なお、カラー展開も豊富であり、ランニング以外にも日常使いできるデザインも取り揃えているので、初心者にも扱いやすいシューズになっています。
ランニングシューズの寿命は?気になるランニングシューズの買い換え時について
ランニングシューズを使う上で気になることのひとつが、シューズの寿命です。シューズの寿命は、モデルや履く人によっても大きく変わりますが、①走行距離と②シューズの状態の二つにより見分けるのが一般的です。以下、2つの見極め方に関して解説します。
ランニングシューズの買い換え時①走行距離
一番分かりやすい見極め方は、走行距離から判断する方法です。
一般的にランニングシューズの寿命は600~1000kmくらいといわれています。そのため、月に自分がどのくらいの距離を走るのかを練習日誌で記録する事が大切です。
走行距離は、練習の内容や種目によっても大きく異なりますが、初心者が~100km程、中級者で100km~300km程、上級者が300km~程が多い傾向にあるので、それぞれシューズの寿命は1年前後、半年前後、3ヵ月前後とおおよその目安も立てられます。
走行距離に関しては、練習日誌で記録するだけでなく、例えばガーミンなどのGPSウォッチも大きく活躍するでしょう。おすすめのガーミンモデルは、初心者から上級者まで幅広く使えるForeAthlete 245シリーズです。
GARMIN(ガーミン) ランニングウォッチ ForeAthlete 245 心拍 歩数 防水 【日本正規品】
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このシリーズは、単体での心拍測定が可能であり、下位モデルにはないランニングダイナミクス機能が備わっているのが特徴です。ランニングダイナミクスを利用することで、適正なピッチやストライドなどの情報を知ることができ、効率的なランニングのサポートをします。
また、専用のアプリを入れることで、自動的にランニングシューズの寿命を知らせる機能があります。ランニングシューズの寿命はソールの素材や重量などによっても大きく異なります。ランニング初心者の方は、相場が分からないと思いますし、走行距離は練習のモチベーションに繋がりますので、余裕があればガーミンForeAthlete 245などGPSウォッチの活用も考えましょう。
ランニングシューズの買い換え時②シューズの状態
シューズの買い換え時は、走行距離に加え、目視によるシューズの状態確認も重要です。走行距離も見分ける大切なポイントですが、同じ走行距離でも走り方のクセや体格などによって大きく変わります。
シューズの買い換え時となるシューズの状態は、アウトソールを見るのが一般的です。例えばアウトソールが傾いていたり、大きく削られていたりしたら買い換え時といえます。ソールに歪みがあると記録の向上に繋がらないだけでなく、怪我に繋がります。この場合は、走行距離に関係なく買い換えをするのがおすすめです。
また、かかとの変型も注意が必要でしょう。かかとのヒールカウンターは、シューズの中でも大切な部分であり、フィット感を大きく左右するポイントです。ヒールカウンターが歪んでいる状態や潰れても買い換えが必要でしょう。シューズの状態は意外と気にかけないといった人も少なくありませんので、練習後に汚れを落とすついでに確認しましょう。
なお、かかとを踏んだり、引きずったりして歩いたりするとランニングシューズの寿命が短くなるので控えてください。