ダイエットをしようと思っていても糖質制限ダイエットや脂質制限ダイエット、その他もろもろ、たくさんのダイエットの種類がありますよね。
そんな種類の中でダイエットは「ファスティングダイエット」がおすすめです。短期間の結果で成功しやすいと言われていて、さらに体の内側からきれいにしてくれるファスティングダイエット。
今回はそんなファスティングダイエットについてご紹介します。
ファスティングとは
ファスティングとは、日本語では「断食」のことを指します。断食療法や絶食療法などとも表現され、医療現場から民間療法まで幅広く使われています。一定期間、食べ物を摂取しないのが基本の方法で体の中を一度リセットするため、美容や健康的な体型維持にも効果的です。
現在ダイエットで行われているファスティングダイエットは、この断食の方法を応用したもので、期間や方法などが異なる様々なやり方が存在しています。
ファスティングダイエットの注意点&ファスティングダイエットが向かない方
ファスティングは、一定期間に食事を制限するダイエット法です。酵素ドリンクで栄養補給をしますが、思ったよりも体に負担がかかる可能性があり、ファスティングダイエットが向かない方がいます。また、好転反応など体に出る症状にも注意が必要です。
ファスティングダイエットの好転反応とは
「好転反応」は、ダイエット中に体に起こる好ましくない変化です。好転反応は、体内から排出された毒素が血液中に押し出され、全身に回ることで一時的に起こるものです。
ですので、ファスティングが成功し体がデトックスされていると言う捉え方が一般的です。しかし、症状が続くことや症状が辛くなることがある場合は、直ちにファスティングを中止してください。
【ファスティングダイエットで起こる好転反応】
頭痛・だるさ・肩こり・腰痛・吐き気・めまい・眠気・下痢・喉の腫れ・肌荒れ、など
ファスティングダイエットが向いていない方
下記に当てはまる方は他のダイエット法に変えるか、医師に相談されることをおすすめします。
- 妊娠・授乳中の方
- 成長期である中学生以下のお子様
- 現在、心臓や肺、肝臓、腎臓、胃腸の病気で治療中の方
- 副腎皮質ホルモン投薬中の方
ファスティングは酵素ドリンクを使ってデトックスするダイエット!その方法を解説!
ダイエットで行うファスティングの方法には、酵素ドリンクを使い自宅で行うものや医療施設などで医師が監修して行う専門的なものまで、多岐にわたります。
今回は、自宅で取り組めるファスティングについて解説します。
ファスティングの流れ
■計画期
ファスティングは体に負担のかかるダイエットです。仕事をしている方は、思いつきてファスティングをするとストレスになり、ダイエットを中断する原因にもなります。慣れるまでは残業の少ない時期や長期休暇等、余裕がある時に始めるのがいいでしょう。また、女性は生理の時も体調を崩しやすいので避けるのが無難です。自分のスケジュールと体調に合わせた無理のないダイエット計画を心がけること大切です。
■準備期
ファスティングに備えて、体内環境を整える期間を準備期と言います。急にファスティングを始めると、体に負担がかかります。段階的にファスティングに入っていける様に準備期間を設け、食事と生活を整えていくのがダイエットの効果を上げるポイントです。
準備期間の食事と生活のポイント
- 以下の飲料品は控えましょう。
菓子類など砂糖が含まれた食品、小麦(パンやうどん、パスタ)、脂っこい肉・魚料理、カフェイン、アルコール類 - 胃腸にやさしい発酵食品、食物繊維が多く含まれた食品(海藻、野菜、芋類)を取る様にする。
- 帰宅を早めにし、体を休める。
- 睡眠を十分に取る。
■開始期
実際にファスティングでダイエットに取り組む期間を開始期と言います。この開始期は、一定期間食事を取らないからといって、何も食べないわけではありません。健康的にダイエットをするためにも、必要な栄養素は取る必要があります。ですので、ファスティングダイエット中には、酵素ドリンクで栄養を補給することをおすすめします。酵素ドリンクは、野菜や果物等に50種類以上の菌の酵素で1年以上熟成させて作ったものなので栄養が豊富です。糖も含まれているのでダイエット中の空腹感も紛らわせてくれます。ミネラルウオーターなどでしっかりと水分も補給します。
■回復期
回復期は、元の食事に戻していくための期間になり、ファスティングの効果とリバウンドに影響する重要な期間です。空腹後で好きなものをたくさん食べたい気持ちを抑え、内臓に負担のかけない消化に良いものから摂取していきます。おすすめは、「まごはやさしい」食です。これは、豆類(納豆や豆腐)、わかめなどの海藻類、野菜、魚、椎茸などのキノコ類、芋類の頭文字をとったものです。体に優しく消化に良いものを覚えやすくした「まごはやさしい」食を、ご飯を作るときに思い出して下さいね。また、そのほかに注意する食事と生活のポイントは以下になります。
食事と生活のポイント
- 回復期1〜2日間は、酵素ドリンクを回数少なくして追加して飲むと栄養の補給になります。
- カフェインやアルコール類、菓子類は避けましょう。
- 添加物の多く含まれたお弁当や外食はなるべくさけましょう。
- 回復期の最初の食事例:朝は具なし味噌汁、昼はおかゆや野菜スープ、夕食はおかゆやお蕎麦
- ゆっくりと睡眠をとり、体を回復させましょう。
ファスティングの方法(ファスティング半日&3日間プラン)
○半日ファスティングダイエット
初めてファスティングする方やちょっと胃腸を休ませたい方に向いています。やり方は簡単で、朝食または夕食を酵素ドリンクに置き換えるという方法です。準備期などは必要ありませんが、前日の夕食を午後8時までに済ませる様に注意しましょう。
朝食:酵素ドリンクとミネラルウォーターのみを摂取(起床後、200〜400mlのミネラルウオーターを補給)
昼食:空腹での食事になるので、うどんやそば、おかゆなどの消化に良い食べ物を摂取しましょう。フルーツやサラダでも大丈夫です。
夕食:消化に悪い油を多く使った食事や肉類をさけ、野菜や発酵食品等消化に良いものを中心にしましょう。アルコールやカフェインも避けた方が良く、夜8時までに夕食を済ませると体の負担が少なくてすみます。
○3日ファスティングダイエット
準備期・開始期・回復期がある標準的なファスティングダイエットの方法です。週末に予定がない時や少しまとまった休みが取れた時におすすめです。準備期に1〜3日、開始期に3日間、回復期に2〜3日間が目安です。
準備期:1〜3日間
準備期の食事を1日〜3日間します。ファスティングダイエットをする前日のみ、夕食を午後8時までに終了させてください。
開始期:3日間
酵素ドリンクで栄養補給し、ミネラルウオーターで水分補給して過ごします。酵素ドリンクは濃縮されているので、お湯や水で割って飲むのが一般的です。回数は、1日1〜3回が目安です。1日1ℓ〜2ℓの水分補給を心がけ、起床後は200〜400mlの水を飲む様にしましょう。それ以外は、通常の生活をしていても大丈夫です。
ファスティング2日目くらいに、辛さを感じるかも知れません。これは、ファスティングがうまくいっていて、ダイエットの効果が出てきている証拠です。また、ファスティングダイエットへと体が変化していくと、体が省エネモードになり寒さや眠気を感じることがあります。体を冷やさないように厚着したり、睡眠時間を十分に取るなど体をゆっくりと休めてあげてください。
回復期:2〜3日間
ファスティングをしたことで、胃腸を含め体はとてもデリケートな状態です。おかゆなどの消化の良いものから食べましょう。空腹が続いたので、暴飲暴食にならない様に注意して下さい。
ファスティングダイエットにおすすめなのは酵素ドリンク&発酵食品!
ファスティングダイエット中におすすめのものは、発酵食品や酵素ドリンク、消化に良い食品になります。その中でも、発酵食品と酵素ドリンクはダイエットを助け、デトックスに適しています。
■発酵食品
しょうゆ、みそ、納豆、漬物、ヨーグルト、キムチ、チーズなどの発酵食品は、消化も良くファスティング前後におすすめの食材です。
■酵素ドリンク
ファスティングダイエット中に飲む酵素ドリンクは、ダイエット中の栄養補給に重要です。酵素ドリンクと言っても様々なものがありますので、以下に選ぶ基準は、「長期間かけて熟成して作っている。」と「添加物が含まれないもの。」の2つです。添加物は、着色料、カラメル色素、人工甘味料、ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、保存料などですので、購入する時の参考にして下さい。
今回は、準備期や初日以外の回復期におすすめの発酵食品レシピをお伝えします。料理をあまりしない人でも、短時間で簡単に作れて栄養が豊富です。
ファスティングダイエットにおすすめのレシピ
発酵食品を使ったレシピ
今回は、準備期や初日以外の回復期におすすめの発酵食品レシピをお伝えします。料理をあまりしない人でも、短時間で簡単に作れて栄養が豊富です。
【納豆と卵の野菜丼】
○材料(1人分)
- A納豆:1パック
- Aきゅうり:1本
- Aトマト:小1個
- Aアポカド:1個
- A卵:1個(厚焼き卵にする)
- A豆腐ミニサイズ:1丁
- 海苔:少量
- 生姜:少量
○作り方
①Aの材料を全てサイコロ状、もしくは一口大に切り、器に入れ混ぜ合わせる。
②器に盛った①の上に擦った生姜をふりかけ、最後に海苔をのせる。お好みの量の醤油をかけてお召し上がり下さい。
卵、アポカド、豆腐、納豆は全てタンバク質食品です。細胞を作ったり、筋肉を作ったりするのに必要なタンパク質を豊富に摂取でき、消化に良い納豆(発酵食品)も入っています。調理に油を使わないので、ファスティングダイエット後でも胃に負担がかかりません。
簡単手作り酵素ドリンクレシピ
簡単手作り酵素ドリンクは、自宅で楽しみながら作れて水分補給に良い飲料です。この手作り酵素ドリンクは、長期間かけて熟成された酵素ドリンクとは効果が異なります。食事の置き換えは酵素ドリンク、簡単手作り酵素ドリンクはあくまでもファスティングダイエット中の水分補給と区別してお使い下さい。
○作り方と材料(2杯分)
①上の写真の様な密閉できる瓶を用意し、熱湯に通して殺菌します(瓶の容量は500ml)
②お好みの果物を用意して下さい。今回はリンゴ半分を用意しました。
③リンゴのタネを取り、皮付きのまま一口大に切って瓶に入れます。
④ ③に果物を浸すくらいミネラルウオーターを入れます。この時、瓶の口から2センチくらい隙間ができるくらいまでで止めて下さい。
⑤1日に1回、殺菌されたスプーン等で④をかき混ぜる。4日〜1週間で出来上がり。
※上の写真は果物等を入れていますが、ファスティング時は濾過してそのままお飲み下さい。
おすすめの酵素ドリンク
大高酵素 スーパーオータカ 720ml
大高酵素は酵素関連商品を作る老舗の会社です。伝統的製で50種にも及ぶこだわりの原料植物から、植物エキスを自然抽出し、180日間以上自然醗酵・熟成させ作っています。独特の風味があるので、初めて飲む方は少なめの量から試してみることをおすすめします。
また、大高酵素では、ウエブサイト上でファスティングページを設けています。そこで、自分の身長・体重・目的を入力すると、ファスティング中に自分が飲む酵素ドリンクの適正量を教えてくれるサービスをしています。他にもファスティング情報も豊富にありますので、参考にして下さい。
大高酵素公式HP:https://www.ohtakakohso.co.jp/fasting/
まとめ【ファスティングダイエットとは。酵素ダイエットとファスティングとの違いと方法も!】
- ファスティングは胃腸を休ませるダイエットで、デトックス効果もある。
- ファスティングダイエットの注意点は、「好転反応は経過をよく見る」と「基礎疾患がある方は主治医に相談してから行う」
- ファスティングダイエットは、個人に合わせて半日・3日間など調整ができるので、計画的にすること。
- 酵素ドリンクは選び方に注意が必要&自宅で作れる酵素ドリンクを紹介。
酵素ドリンクを使ったファスティングによるダイエットは、腸内環境を整え痩せやすい体を作ります。半日から開始して体を慣らしながら、自分にあった期間を見つけられると良いですね。